
「利島へ行ってみよう!」と決めたあなた。次に浮かぶのはきっとこんな疑問です。
―「島ってなにを着ていけばいいの?」
―「何を持っていけば困らない?」
この記事を書いているイシイも、来島前に同じ疑問を持っていました。とはいえ、荷物が増えすぎてしまうのは船旅において大きなデメリット…。
今回は実際にこの夏、利島での生活をスタートさせた私が、【利島の夏】を快適に楽しむための「服装・持ち物」について新米島民視点でご紹介します!
「島って南国のように暑いんじゃ…?」と思う方も多いはず。ですが実は、利島の夏は都心よりも“ちょっと涼しい”んです!
利島は海に囲まれた海洋性気候のため、気温の変化が比較的穏やか。湿度は高めですが、風がよく通るため意外と快適で、うまく風が吹くと心地よいと感じる瞬間もあるのが特徴です。
利島の夏は基本的に半袖1枚で過ごすことができます。都心よりもちょっと涼しいとお伝えしましたが、結論、「しっかり暑い!」です。
しかし、島特有の海風が強い日や天気がコロコロと変わる…なんてことも。そんな時に備えて、軽めの羽織や薄手の長袖を1枚持っておくと安心でしょう。
そして注意してほしいのが、足元!利島の集落はとにかく坂道が多いです。角を曲がれば坂、坂、坂。そのため、散策を楽しむには滑りにくい靴・歩きやすい靴がおすすめです。
なめてはいけない利島の坂道(登った先の絶景は来た人だけのお楽しみ。)
■虫よけスプレー
自然豊かな利島では、当然のように蚊も活発です。「島の蚊は攻撃力が高い!!」なんてウワサもあるので、事前に虫よけ対策をしておくとよいでしょう。
さらに、ムカデや毛虫など、人体に危害を加える毒虫と遭遇する可能性もあり得ます。
特に気を付けたいのがツバキ科の植物に発生するチャドクガという毛虫。椿林の多い利島でも多く発生しています。利島では「オコジ」と呼ばれて親しまれて(?)いますが、こちらに刺されるとかゆみを伴う皮膚炎を発症することも。万が一のために、虫さされ用の薬やかゆみ止めなども持っておくと安心です!
■現金
暑さで喉カラカラになったとき、飲み物を買おうと思っても利島にはコンビニがありません…!!
集落内には自動販売機もございますが、支払い方法は現金のみとなりますのでさっと飲み物を買いたいときに現金があると便利です。いざという時のためにキャッシュレス派の方も、小銭やお札を少しだけ持っておくとよいでしょう。
現在島内にある自動販売機は3台のみ。
■帽子・サングラス
夏の島はとにかく日差しがまぶしい!!特に集落内は日差しを遮る建物などは少なく、観光するには日差し対策も必須です。
日焼け止めはもちろん、帽子やサングラスでのUV対策をお忘れなく。
夏の利島では、海水浴やドルフィンウォッチングといったアクティビティも楽しむことができます。
また、桟橋や集落から見上げる宮塚山も見どころのひとつ。灼熱の太陽に照らされて、上を見上げるとぐっと深まる緑の色合いに思わず見とれてしまいます。
エネルギッシュな自然のパワーを存分に感じながら、快適に利島での時間を楽しんでくださいね。
最後におさらいです!
利島を訪れる際にはぜひ参考にしてくださいね。
皆様のご来島をお待ちしております!