【利島ライフハック5選】自然と共に生きる島暮らしの知恵を紹介!

読みもの

2025.04.01

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東京都心から南へ約140km、伊豆諸島の一つである利島は、美しい自然と共に暮らす小さな島です。

交通機関の不安定さ、商業施設の少なさなど、小さな島ならではの不便さもありますが、工夫次第で豊かに過ごすことができます。今回は、利島で暮らす村民に、島暮らしで役立つライフハックを聞きました。その中から、代表的な5つのライフハックをご紹介します!

1. 天気の予測はアプリを活用!

利島での暮らしは、天候が生活に大きく影響します。挨拶ついでの立ち話では、風や船の話が日常。定期船の運航状況や漁、椿畑の作業など、日々の予定を立てるためには天気の変化を把握することが大切です。

村民おすすめの天気アプリ「Windy(ウィンディ)」や「Windfinder(ウィンドファインダー)」等を使えば、風向きや波の高さを詳細に確認できます。また、「MarineTraffic(マリントラフィック)」等のアプリを活用すれば、船の現在地や運航状況をリアルタイムでチェックできるため、船の動きを把握して予定を組めるなど、とても便利です。

とはいえ、人との距離が近い利島村。「詳しい人に聞く」という利島村ならではの意見も多く挙がりました。

2. 島の自然は食卓の味方!

船の欠航が続くと、商店の棚は品薄状態になってしまうこともあります。離島では食材の調達経路が限られるため、皆さん工夫して食材を調達しています。

時期にもよりますが、ヨモギや明日葉などの野草を摘んで料理に取り入れることもできます。自然の恵みを活かすことが、島暮らしを楽しむコツの一つです。

散歩と野草調達はセット!?利島には歩きたくなる道がたくさん

3. 刺身が食べたければ自分で釣る

利島の海は魚の宝庫。もし新鮮な刺身が食べたくなったら、自分で釣りに出かけるのが一番です。カンパチやメジナ、時期によっては赤イカなど、美味しい魚介類が釣れるので、釣りの技術を身につけることで食生活が豊かになります。

釣った魚を島の人とシェアすれば、別の食材と交換できることもあるかも…?

もし釣りができなくても、堤防にいけばいいことあるかも?

4. 冷凍庫を活用して食料を確保

本土からの物資輸送が限られる利島では、冷凍庫(ストッカー)が大活躍します。まとめて食材を購入し、冷凍保存することで、長期間にわたって食料を確保できます。特に肉や魚、パンなどは冷凍保存しておくと便利です。また、島の人たちと食品をシェアする際にも役立ちます。商店にも冷凍の食品が豊富に蓄えられています。

5. 雨や湿度に対応せよ!除湿機はマスト

離島全般の傾向ではありますが、利島も比較的湿度が高いです。

生活において、除湿機は必須アイテム。排水を外に出すホースを設置して連続排水を実現し、除湿機を通年で回している村民も多くいます。

転勤や移住してきた1年目の方が、ベルトや革靴などの革製品をカビに侵されてしまう事件は、後を絶ちません。もし利島への移住をご検討中なら、湿度対策をおすすめします。

村民の暮らしの味方。除湿機

まとめ

利島での暮らしは、工夫と助け合いが大切です。島の大きなリズムに身を任せながらも、知恵を働かせることで、自分らしい快適な島暮らしのスタイルを模索していきましょう。

都会に比べたら“ないもの”が多い中でも、利島“だからこそ”の暮らしを楽しむことができます。

これから利島に住む方や訪れる方は、ぜひこれらのライフハックを参考にしてみてください!